新たな住まいの候補を見つけたら、どのような物件なのか見に行きたいと考えるのが普通です。
実際に物件を見ないことには、暮らしやすい家なのかどうか判断できません。
本記事では、賃貸物件の内見に挑むとき、どのような持ち物を準備しておくべきか、1件あたりにかかる時間や見るべきポイントなどについて解説します。
賃貸物件の内見に必要な持ち物とは
賃貸物件の内見で、必ず持っておくべきものは特にありません。
ただ、物件の見学やチェックをするにあたり、便利なツールもあるので、持っておくと役立ちます。
持参すべき持ち物のひとつは、メジャーです。
メジャーは、スペースのすき間やカーテンレールの長さなどを測るのに使用します。
測った寸法を記録するための、メモ帳もあると便利でしょう。
紙のメモ帳を持参するのが面倒なら、スマートフォンのメモ機能を使うのもアリです。
また、方位磁石があれば、室内から方位を測れるので、持参しておくとよいでしょう。
賃貸物件の内見にかかる時間
賃貸物件1件あたりにかかる内見の時間ですが、これもさまざまです。
不動産会社側から、指定される可能性もありますが、一般的にはそのようなことはありません。
そのため、基本的には納得いくまで見学できます。
目安としては、15~30分程度です。
特に、1日で数件の物件を回るようなケースでは、これくらいにしておいたほうがよいでしょう。
賃貸物件の内見におけるポイント
物件の見学で見ておくべきポイントとしては、コンセントの位置や数が挙げられます。
コンセントやスイッチ類の位置は、簡単に変えられず、これらの位置に合わせて家具や家電を配置しなくてはなりません。
そのため、どこにコンセントやスイッチがあるのか、いくつあるのかは把握しておくべきです。
たくさんの荷物がある方は、収納スペースもチェックしておきましょう。
物件によっては、収納スペースが極端に少ないケースもあります。
荷物が入りきらないと、処分したり、レンタルスペースに預けたりしなくてはならなくなるため、注意が必要です。
どのような設備が整っているのか、防犯面に問題はなさそうか、プライバシーはきちんと保てるか、といった部分もあわせてチェックしてください。
周辺環境の確認も大切です。
病院やスーパー、駅など、日常生活に必要な施設がそろっているかをチェックしましょう。