引っ越しや退去する際、必ずライフラインの契約や解約の手続きが必要となります。
ライフラインとは、水道や電気、ガスなどを言います。
今回は、引っ越しにともなうライフラインの契約の流れと注意点をご紹介します。
この記事を読むことで、退去時や入居時、転居先でのライフラインの契約がスムーズにできるでしょう。
引っ越しする際のライフライン契約の流れ
ライフライン開通の流れとして3ステップあります。
●入居日の2週間~3週間前に管轄エリアの電気会社や水道会社、ガス会社に連絡して契約したい旨を伝える
●転居当日に電気が来ているか、水道が出るかを確認、ガスは立ち会いが必要なため連絡の際に日時を決める
●ガスの契約は当日に申込書を記載しますが、電気や水道は、後日契約書や口座振替申込書が郵送されてくるため必要事項記載のうえ、返送する
一方で解約の流れとして2ステップあります。
●契約会社へ連絡する
●解約に必要な書類が送られてくるため郵送またはFAXで返送する
これらのステップは必ず前もっておこなっておくことが大切です。
転居当日になって手続きを忘れていると日常生活に支障がでます。
引っ越しで入居する際の契約の注意点とは?
水道やガス、電気それぞれに注意点があります。
電気の場合、使うアンペア数が足りているか賃貸物件契約時に確認しておく必要があります。
アンペア数は同時に使う電気の量となります。
たとえば暖房やドライヤーを同時に使った場合ブレーカーが落ちるケースがあります。
これは、アンペア数が小さいからと言えます。
そのためどれくらいのアンペア数なのか把握しておきましょう。
水道やガスの場合、賃貸物件によっては提携している会社があるため賃貸物件契約をした書面に記載のある会社で契約をしましょう。
ガスの場合は、安全管理を確認したうえで開栓する必要が法律で定められています。
そのため開栓時には立ち会いが必要となります。
前もってスケジュールのすり合わせを業者とするため、当日、引っ越しに集中していてガス業者との立ち会いを忘れないようにしましょう。
退去時のライフライン解約の手順
解約手続きの申し込みは引っ越しする日の30日前から申し出ができます。
また、引っ越し先の電気やガス、水道の申し込みと解約は同時進行できます。
手順は3つあります。
●解約するライフラインそれぞれの会社に連絡する
●転居先の会社に連絡して契約する
●引っ越し日または後日解約する水道やガスの元栓を止める、電気ブレーカーを落とす作業や水道を停止する作業をおこなう
これら3つ手順で注意点として解約するライフラインと引っ越し先の会社が同じであれば解約の電話の際に伝えましょう。
伝えることで、口座登録をそのまま継続できる場合があります。